LWCの設定ファイルである、core.ymlについて説明です。
core.yml設定ファイル項目説明
core.ymlは大きく分けて5つのセクションに分かれていますので、それぞれのセクションごとに設定項目とその内容をまとめてみました。
- core
- optional
- database
- protections
- modes
coreセクション
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
local | en | 言語の設定 en=英語 fr=フランス語 de=ドイツ語 |
flushInterval | 10 | データベースの更新頻度 |
cacheSize | 10000 | データベースへの問い合わせキャッシュサイズ |
precache | -1 | プレキャッシュ設定 -1に設定した場合はcacheSizeの値を使用する |
showNotices | true | 他のプレイヤーが保護された対象を使用した場合にチャットボックスにメッセージを通知をするかどうかの設定 showMyNotices項目で[true]と設定している場合を |
showMyNotices | false | 保護した対象を使用した際にチャットボックスにメッセージを通知をするかどうかの設定 |
opIsLWCAdmin | true | minecraftのオペレータ権限を持っているユーザには、LWCの管理者権限を与えるかどうかの設定 |
disableHistory | false | 保護履歴を記録するかどうかの設定 |
townyBorders | false | 「Towny」プラグインが導入されている場合、街にあるアイテムのみを保護対象とするかどうかの設定 |
groupPrefix | group. | グループのプレフィックスを設定 |
updateNotifier | true | LWCの更新を通知するかどうかの設定 |
optional
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
onlyProtectWhenOwnerIsOnline | false | プレイヤーがオンラインの時だけ保護設定を有効にする |
onlyProtectWhenOwnerIsOffline | false | プレイヤーがオフラインの時だけ保護設定を有効にする |
exemptBlocks | [] | 「/lwc admin purge」「/lwc admin exprire」等のコマンドからのブロックIDを自動的にブロックする |
optOut | false | LWCの統計情報を集計収集しているサイトへの情報を提供するかどうかの設定 サイト http://metrics.griefcraft.com/plugin/LWC/ |
blacklistedBlocks | 166 155 | 他の人が保護した周りにはブロックを配置することができなくなるブロックIDを設定 166=Barrier 155=Hopper |
blacklistedPlayers | ||
useProtectionLimits | true | 保護できる数の上限を設定するかどうかの設定 |
database
データベースの設定です
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
adapter | sqlite | sqliteかmysqlのどちらかのDBを使うかの設定 sqlite mysql |
path | plugins/LWC/lwc.db | sqliteのDBファイルパス設定 |
host | localhost | mysqlのホスト設定 3306番ポート以外を使用している場合は :ポート番号 つけてポート番号を設定する |
database | lwc | mysqlで使用するデータベース名(sqliteの場合は必要なし) |
username | ‘’ | データベース接続用のユーザ名(mysqlのみ) |
password | ‘’ | データベース接続用パスワード(mysqlのみ) |
prefix | lwc_ | データベースのテーブルプレフィックス(mysqlのみ) |
ping_nterval | 300 | myslのキープアライブping設定(秒) |
protections
ブロックの保護に関する設定です。
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
denyRedstone | false | レッドストーン入力の保護設定 |
denyHoppers | true | ホッパーの保護設定 true=禁止 false=許可 |
autoRegister | false | 保護対象ブロックを設定したさいにプライベートモード保護とするかどうかの設定 |
ignoreBlockDestruction | false | プレイヤーが保護した所定のブロックまたすべてのブロック破壊を無視するかの設定 |
ignoreLeftClick | false | 保護対象への左クリックを無視するかの設定 |
ignoreRightClick | false | 保護対象への右クリックを無視するかの設定 |
ignoreExplosions | false | 保護対象への爆発を無視するかどうかの設定 |
allowEntityBreakDoor | false | MOBによりドアを破壊されるかどうかの設定 |
allowEntityInteract | false | 村人が保護されるかどうかの設定 |
quiet | false | 保護ブロック作成通知と、保護通知を表示させるかどうかの設定 |
readonly-modify | false | trueに設定すると、ユーザにより特定タイプの保護設定が変更されることを回避します LWC adminのみ変更可能となります。 |
readonly-remove | false | trueに設定すると、ユーザにより特定タイプの保護設定を削除されることを回避します LWC adminのみ変更可能となります。 |
ブロック個別の設定(blocks:)
「protection」セクションの中にある「blocks」の部分は、ブロック個別の保護設定となり各ブロックごとに下記の2項目について設定を行う部分となります。
- enabled: 保護することが出来るかどうかの設定
- autoRegister: ブロックを設置した時の保護モード設定
ブロック保護設定について
各ブロックごとに「enabled:」という設定項目があり、ここに「true」と設定することでブロックを保護することができるようになります。
初期設定では、すべて「true」に設定されていて、保護することができる状態となっています。
保護設定をさせたくないブロックに関しては、「false」と設定してください。
自動保護設定について
「autoRegister」は、ブロックを設置したときの初期保護モードとなり、設定できる保護モードは下記の2種類となります。
- public
- praivate
自動保護を行いたくない場合は、「autoRegister」の設定を削除します。
下記の表の設定を例にとると、チェストは保護対象とすることができ、保護モードは作成したユーザのプライベート(private)となります。
保護対象ブロック | enabled初期値 | autoRegister初期値 |
---|---|---|
chest(チェスト) | true | private |
furnace(かまど) | true | private |
dispenser(ディスペンサー) | true | private |
sign(看板) | true | private |
wooden_door(木のドア) | true | 設定なし |
iron_door(鉄のドア) | true | 設定なし |
spruce_door(松の木ドア) | true | 設定なし |
birch_door(白樺のドア) | true | 設定なし |
jungle_door(ジャングルの木ドア) | true | 設定なし |
acacia_door(アカシアの木ドア) | true | 設定なし |
dark_oak_door(ダークオークの木ドア) | true | 設定なし |
trap_door(トラップドア) | true | 設定なし |
iron_trapdoor(鉄のトラップドア) | true | 設定なし |
fence_gate(フェンスゲート) | true | 設定なし |
spruce_fence_gate (松の木フェンスゲート) |
true | 設定なし |
birch_fence_gate (白樺フェンスゲート) |
true | 設定なし |
jungle_fence_gate (ジャングルの木フェンスゲート) |
true | 設定なし |
acacia_fence_gate (アカシアの木フェンスゲート) |
true | 設定なし |
dark_oak_fence_gate (ダークオークの木フェンスゲート) |
true | 設定なし |
trapped_chest(トラップチェスト) | true | private |
modes
このセクションには「droptransfer」と「persisit」の設定があります。
droptransfer
アイテムを落とした時に、あらかじめ指定したチェストへアイテムを転送させるかどうかの設定となります。
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
enabled | true | チェストへの転送機能設定 true=有効 false=無効 |
crossWorld | false | ワールドを超えての転送許可設定 true=有効 false=無効 |
persist
persist(パーシスト)モードを有効にするかの設定
パーシストモードを有効とすると、「/cremove」等のコマンドを何回も入力する必要がなくなります。
一度コマンドを入力した後に、対象となる保護対象をクリックすることで一度に設定することが出来る
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
enabled | true | パーシストモードを有効とするかどうかの設定 true=有効 false=無効 |
core.yml
「core.yml」ファイルの初期状態となります。
core: locale: en flushInterval: 10 cacheSize: 10000 precache: -1 showNotices: true showMyNotices: false opIsLWCAdmin: true disableHistory: false townyBorders: false groupPrefix: group. updateNotifier: true optional: onlyProtectWhenOwnerIsOnline: false onlyProtectWhenOwnerIsOffline: false exemptBlocks: [] optOut: false blacklistedBlocks: - '166' - '154' blacklistedPlayers: - plr useProtectionLimits: true database: adapter: sqlite path: plugins/LWC/lwc.db host: localhost database: lwc username: '' password: '' prefix: lwc_ ping_interval: 300 protections: denyRedstone: false denyHoppers: true autoRegister: false ignoreBlockDestruction: false ignoreLeftClick: false ignoreRightClick: false ignoreExplosions: false allowEntityBreakDoor: false allowEntityInteract: false quiet: false readonly-modify: false readonly-remove: false blocks: chest: enabled: true autoRegister: private furnace: enabled: true autoRegister: private dispenser: enabled: true autoRegister: private sign: enabled: true autoRegister: private wooden_door: enabled: true iron_door: enabled: true spruce_door: enabled: true birch_door: enabled: true jungle_door: enabled: true acacia_door: enabled: true dark_oak_door: enabled: true trap_door: enabled: true iron_trapdoor: enabled: true fence_gate: enabled: true spruce_fence_gate: enabled: true birch_fence_gate: enabled: true jungle_fence_gate: enabled: true acacia_fence_gate: enabled: true dark_oak_fence_gate: enabled: true trapped_chest: autoRegister: private enabled: true modes: droptransfer: enabled: true crossWorld: false persist: enabled: true
以上、何かの参考になれば幸いです。
コメント
自動保護を常に無効化することは可能でしょうか。
コマンドで一時的に無効化する方法は紹介されていますが、自動保護を完全に無効化する方法は調べても出てきませんでした